アメリカ州立インディアナ大学ピアノ演奏学科を経て、ロシア国立サンクトペテルブルグ音楽院大学院ピアノ科修士課程にて研鑽を積む。在学中より、ソロ、室内楽、伴奏、オーケストラとの共演等、欧米諸国を中心に演奏活動を行うと共に、ショパン奏法、音楽教育の神と称されるゲインリヒ・ネイガウスの流派であるロシアンピアニズムによるピアノ指導法を学び、国内外で数多くの優秀な生徒を育成する。2009年から、後進国においての教育支援も精力的に行っており「主席入学支援」と題して、音楽大学に主席で入学することで授業料が免除になり、貧困家庭に育ったこどもたちに教育を受けるチャンスを与えることができるという、新しいアイデアの音楽教育支援活動を行っている。2020年には、身体の構造を熟知した上で指導を行うというネイガウス派の指導法を更に深く追求するため、鍼灸師国家資格を取得。音楽家であると共に医療人として、解剖学的アプローチを用いて、身体に負担の少ない演奏方法を研究し指導を行っている。また、発達障害児への音楽指導を通じた療育には定評があり、数多くの個性溢れる子供たちの才能を伸ばす手助けをしている。現在、宝塚に拠点を移し、ピアノ指導、ヴォーカル指導、ミュージカルの伴奏ピアニスト、作曲、舞台人の身体のメンテナンスを行う音楽家として幅広く活動を行なっている。